乳房に関する保険診療とは、乳房に疼痛やしこりのようなものを感じた、あるいはそれらの不安がある人、会社の健診等で異常を指摘された方が対象です。
病気の有無を明らかにするため、医師の判断でマンモグラフィー・超音波検査・細胞診・針生検・血液検査などを行います。
また、乳がんの治療を受けている方の術後経過を追跡することも含まれます。
一方、乳がん検診は、健康な人が対象です。
このため、保険診療とは異なり、簡単でできるだけ負担の少ない検査方法が選択されます。
さいたま市乳がん検診では、視触診とマンモグラフィ検査となります。
比較 | 乳がん検診 | 保険診療 |
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特徴 | がんを早期発見するとともに、健康な人に病気であるという誤った判定をしない | 病気を正しく診断する |
受ける人 | 症状がない健康な人 | 症状や何らかの不安のある人 |
検査方法 | 身体に負担の少ない安価な方法 | 病気の有無を確かめるために必要な方法(体への負担が大きかったり、高価な場合もある) |
費用 |
医療保険は使えない 自己負担は検診の種類により異なる |
医療保険が使える |
緊急性 | 低い | 高い |